本会議場

議長席正面の壁面

議長席正面の壁面は布張りになっている。これは議場での議員の声が反響しないように考慮したものと言われている。同時に声が行き届くように考えられている。

防災ヘルメット

衆院本会議場の議員席の下には防災ヘルメットが入っている。地震などでステンドグラスが割れてもこれで身を守れるということで設置された。参院側には常備されていない。

傍聴席の椅子

傍聴席の椅子が窮屈な感じがするのは昭和初期の日本人の平均的な背丈に合わせて設計されたものだから。背もたれ部分が直角に近いのはかつては姿勢も良かったから?

議員専用酸素ボックス

本会議場入り口横にある議員専用酸素ボックス。議論がエスカレートして興奮した国会議員が呼吸困難に陥ったときなどに吸うための酸素ボンベが設置されている。

電話ボックス

本会議場入り口付近にある電話ボックス。かつては内線電話をかけるのに使用。携帯電話の普及で不要論もあるが「聞かれたくない」携帯通話をここでする議員も。

天井のステンドグラスには安全対策のネット

本会議場天井のステンドグラスには安全対策のネットが張られている。「これでは網目が大きすぎて効果がない」との指摘で、さらに網目の小さいネットを二重に張り巡らせた。

ペンダントライト

本会議場天井にあるペンダントライト。ペンダントライト1本ごとにワイヤーでつながれていて、電球の取り換えはワイヤーを伸ばして本会議場床まで下ろして行う。

記者用投函ポスト

記者用投函ポスト。かつて本会議場記者席で作成した原稿や撮影した写真のフィルムを投函したポスト。地下で待つ人が受け取り、新聞社へ走った。ポスト番号は記者の席毎に割…

さまざまな職業を象徴するレリーフ

本会議場を囲む記者席の側面にはさまざまな職業を象徴するレリーフが。身分の差などくすべての国民、職業の代表が平等に会する場であるという意味が込められているという説…