
国民民主党は21日、第25回総務会を党本部で開いた。
報告・承認事項では、原口一博国会対策委員長と舟山康江参院国対委員長が入管法改正案や給与法改正案での与党の強引な国会運営の状況と対応方針を説明し、承認された。平野博文幹事長が10月24日の総務会で議決した今井雅人衆院議員、長浜博行参院議員に対する除籍処分を妥当と判断した倫理委員会の答申を受けたことを報告し、承認された。田名部匡代大会実行委員長が1月12日に開く2019年度定期大会の開催要項を報告し、承認された。
協議・議決事項では、泉健太政務調査会長が法案対応方針を提案し、提案どおりに議決した。入管法改正案に対しては、労働力不足の深刻化にかんがみ外国人労働者受け入れの拡大そのものは必要であるものの、外国人労働者の受け入れ数、適切な待遇の確保、技能実習制度の見直し、社会保障制度等のあり方など、外国人労働者受け入れ制度をめぐるさまざまな事項について検討することを政府に求める「再検討要求法案」を取りまとめ、政府案については反対することを決めた。
同じく協議・議決事項で岸本周平選挙対策委員長が(1)愛知県知事選挙候補者の推薦(2)2009年統一地方自治体選挙となる道府県議会議員候補者公認・推薦(3)同政令市議会議員候補者推薦――を提案し、提案どおり議決した。